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手書きの品っていいですよね。

ここ最近はPCの画面上であったり

スマホであったりと

ただのドットの集まりを見てる私にとって

やはり温かみのある大事な品ですね。

年に1度程度でしょうか、誰かしらお客さんであったり

友達美容師であったりと

そんな方から手紙が来ます。

私もそれに見習い頑張ってはみるものの

どうしてもこれを先方に渡せるようなモノではなく

幼少期に習字を習うモンだと思います。

さて、皆さん、丸字をご存じでしょうか?

昭和後期に流行った丸い字であります。

たまに見かけますが、【なつい】と言う

そんなに変わらない端折った言葉を使いたくなる

そんな事です。そしてこれもまた、ギャル時。

平成初期ですね、これはAYUでしょうか、

発端は。これはもう見かけると、なんとも言えない

空を見上げたくなる次第です。

 

字は特徴出ますよね。

そのギャル時や丸字でなくて

通常時に書く字体は、私がヒアリング、カウンセリングを行う際に

良く見るんです。ヒアリングシートを書いて頂く最大の理由は

そこにあると言っていいほどですね。

心理学とかそう言った類が好きな私。

字は髪型を作るうえで参考になりますね。

例えば、時に傾斜が右上がりだとします。

これは典型的な自分を中心としたトップダウン型と言えます。

更にこれで字と字が離れて居ますと

トップダウンなんだけれども、細部にはこだわらない

そんな方に見受けれます。

それでいて筆圧が低い方は

言い出せないけれども、髪型はほぼ決まっており

しかし、それを上手く表現出来る事が出来ない。

だからこそ、こちらが誘導するカウンセリングをしつつも

相手左側に立ち、自分を下の位置に居るようにする。

 

そんな事を見ております。

 

20年以上美容師しておりますと

色んなことが見えて来ますね。